ザ・アパートメント

劇団 : 望創族
公演期間 : 2018/02/07(水)~11(日)
劇場 : 阿佐ヶ谷アルシェ

ボロアパート「はちぽち荘」には5人の住人が暮らしている。脱サラした漫画家、チンピラあがりの受験生、酒好きの女、売れない役者、無口なボクサー、そして大家さん。みんな不器用ながら自分の夢に向かって懸命に、そして楽しくアパートで暮らしていた。しかしそんな「はちぽち荘」に不穏な影が…

出演
池上映子(CAPTAIN CHIMPANZEE)
ティ・カトウ(チャド・マレーン)
絹川麗((有)トゥフロント)
大川宏洋
竹村太吾(TOO)
工藤竜太(酒竜神)
柳瀬崇博
白井サトル(望創族)
富山智帆(望創族)
三井伸介(望創族)

脚本
山岡幸紘(はちぽちヒッチハイク)

演出
浅野泰徳(ジャングルベル・シアター)

タイムテーブル
2月7日(水)19:00
2月8日(木)14:00/19:00
2月9日(金)14:00/19:00
2月10日(土)14:00/19:00
2月11日(日)13:00/17:00

スタッフ
舞台監督・美術 林大介(零’s Record)
音響・照明 零’s Record
当日運営・票券 若狭裕美

 

観劇日 : 2/8(19:00)、2/9(19:00)、2/10(19:00)、2/11(13:00,17:00)

 
観劇の感想
 
 
ちょっと変わった住人が集まる昔ながらの下宿のようなアパートで起こる、ちょっと変わったお話。

望創族さんの第3回公演でした。

コミカルパート、シリアスパート、コミカルパート、シリアスパート、コミカルパート、と何層にもなっているお話で、当初想像していた結末を何度も覆される作りになっていて、とても面白かったです。

酒浸りの女性(実は人気アイドル)、オーディション落ちまくりの売れない女優、熟女好きの童貞の大学受験生、売れない漫画家、気軽に素人を殴る異常に無口なボクサーの5人が住んでいる格安だけどボロボロなアパート「はちぽち荘」。今のように外にそれぞれの玄関ドアがある作りではなく、共同の玄関を入って共有スペースとそれぞれの部屋のドアがある作りで、今でいうシェアハウスのような、共同のトイレがある昔ながらのアパートのような作りで。
大家さんと住人が共有スペースで宴会をしたり話したりとても楽しそうで。

劇中で「夢を持っている方大歓迎、夢を無くした方も大歓迎、ここは夢の眠る場所」というようなセリフがあったのですが、そんな風に寄り添って住人の世話を焼いてくれている大家さんは変わった住人達とも生活を楽しんでいて。

劇が始まってすぐは舞台上が薄暗く、そのまま来客があり、客が帰って住人達が出てくると明るくなり、また来客があると薄暗くなり…そんな所やアパートの階段やカラーボックスに溜まる埃からちょっと不穏なものを感じながら見ていると、お客さんとしてきている不動産屋さんが「皆さん本当にいらっしゃるんですよね?」と不穏な事を…。
でも思った通りの伏線ではなく、そっちかー!となる作りで。そして役者さん達の演技が安定しているので安心してみていることができて。
視線やセリフの甘噛みの処理がうまくできてない人が出ていると気が散ってしまうので、それが無いというのはお話に集中できてとてもいいなぁと思いました。

役者さん達の力と、演出家さんの力と、音響や照明、舞台装置と、どれも本当に良くてあっという間の公演期間でした。
また別のお話もやって欲しいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です